新庄ハムの「思い出作り」行動が波紋 ささやかれる「内部崩壊」危機とは
多くの話題を作るも・・・。日本ハムは5日の阪神戦(甲子園)に3ー8と敗れ、このカード3連敗。対戦前は新庄ビッグボスが古巣阪神に指揮官として「凱旋」するとあって、多くの注目を集めたが、フタを開けてみれば、力負け。指揮官が聖地を楽しむ姿は十分に見られたが、チームにとってはフラストレーションのたまるカードとなった。
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先発は金足農(秋田)時代にエースとして甲子園で旋風を巻き起こした吉田。最近は中継ぎとして結果を残していたが、この日のマウンドはほろ苦いものとなった。3回には勢いづく大山に3ランを浴びるなど3回7安打4失点で降板。猛虎打線を止められず、撃沈した。
「高校の時は僕らがホームみたいな雰囲気があったけど、ビジターとして来てみると阪神の応援がすごくて。これが甲子園かと思いました」と阪神応援団のすごさに圧倒される様子も。
一方、注目を集めたのは試合前の監督パフォーマンスにもあった。試合前には敵地で異例のインスタライブを敢行するとメンバー交換後には満員の甲子園、一塁側の阪神ベンチにも携帯電話のカメラを向けて、自撮り撮影を行った。試合開始前のメンバー交換を終えるとグラウンドに一人残り、4万人超の視線を浴びながらスマホで自撮りする強心臓はさすがだが、さらには自軍のベンチ前で選手を呼び寄せ、集合写真も撮った。
一方、この指揮官の行動にはこんな声も上がる。
「試合前は、さあ、いこうとチームの士気を高める時間です。当然選手は戦いに向かい、気持ちを高めている時間でもあり、特に異例の記念撮影を行うことで水を差していないか。結果として負けているわけで後味は良くない。監督のパフォーマンスに慣れてきているとはいえ、選手が一気にしらける可能性もあります」(放送関係者)