新庄ハム 「首切りリスト」作成か 「懲罰交代」続々で戦々恐々とする「選手の名」
厳しい姿勢の先には・・・。日本ハムは14日のロッテ戦(ZOZOマリン)に8ー3と勝利。打線が12安打8得点と爆発。快勝となった。
一方、快勝の裏で注目を集めたのは5回の選手交代の場面にもあった。この日、「2番・二塁」で先発出場していた中島卓也内野手(31)を5回の守備から途中交代させた。
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中島は、3回一死一、二塁の守備で遊ゴロを捕球した上川畑から二塁で受けた後に一塁へ悪送球、これが適時失策となり二塁走者が生還していた。4回にも二ゴロを一塁悪送球と連続エラーで、この日2個目の失策を記録していた。
中島を交代させた理由について新庄監督は「2つ(のプレー)とも、プロだったらしっかりアウトを取らないといけないし、ピッチャーがガクンとなる」とチームに与える影響もあると説明。続けて「本人も分かっている。その前に2本ホームラン打っていようが、ああいうプレーをしたら代えます」とキッパリ言ってのけた。
走攻守すべてにおいて高いレベルを求める指揮官ゆえの指摘ともいえるが、最近も選手を震撼させた出来事もあった。
今月8日に内野手の渡辺が二軍降格。この理由は練習中の姿勢が問題視されたことにあった。新庄監督は渡辺抹消の理由について「試合の結果どうこうより。セカンドのノックの守備でポロポロしているようじゃ試合でやっぱ(失策)しますからね。練習からしておいてほしい」と野球に向き合う姿勢を重視したと説明していた。