後半戦に猛打爆発! 日本ハム・レイエスから思い出す「レジェンド助っ人」とは
レイエスに当たりが出ているのは頼もしい限りだ(C)Getty Images
日本ハムは新庄政権3年目にして、いよいよ覚醒の時を迎えている。首位・ソフトバンクからは離されているが、2位争いを堂々展開。連続最下位だったこれまでとはひと味もふた味も違う戦いぶりを見せている。
【動画】5試合で4本塁打の固め打ち!レイエスが逆方向にぶち込んだ12号3ランの映像
■5試合で4本塁打の固め打ち
そんな中で自慢の長打力を発揮しているのがフランミル・レイエスだ。
MLB通算108本塁打の実績を引っ提げ来日したレイエスは、序盤こそ日本の野球に苦しむも、再調整を経た6月中旬以降にアーチを量産。5月までわずか2本塁打だったのが、6月からの3か月間で10本塁打を記録している。
特に8月に入ってからの猛打ぶりが顕著で、11日の西武戦から15日のロッテ戦までの5試合で4本塁打の固め打ち。本拠地・エスコンフィールドを得意とし、シーズン12本塁打のうち11本が当地でのものだ。
196センチ120キロの巨漢から繰り出すスイングは、力感溢れるというよりフラットに近いイメージ。しっかりコンタクトを意識したようにも見える。打球方向は引っ張り一辺倒ではなく、右方向にも長打が出る形だ。先の5試合4発の際も、11日には武内夏暉(西武)からバックスクリーン直撃弾、15日の坂本光士郎(ロッテ)から打った3ランは右翼ブルペンに飛び込む当たりを放っている。