日本ハム快進撃の理由は?球団OBが注目する「やりくりのうまさ」とは

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チームに手ごたえを感じている新庄監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日ハムの逆輸入ルーキー・加藤豪将内野手の快進撃が止まらない。

 7日の広島戦(エスコンフィールド)に「2番・一塁」で先発出場した加藤豪は第2打席に中前打を放ち、これでデビューから出場10試合連続安打となり、1950年の伊藤利夫氏(近鉄)に並ぶNPB新人タイ記録(2リーグ制以降)を達成した。

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 3回1死一、二塁から広島先発・九里亜蓮の135キロ外角低めの変化球を中前へ運び、記録達成。8回にもヒットを放つなど、新たな安打製造機として暴れまくっている。

 試合は0-1と惜敗となったが、交流戦開始後2カードは連続勝ち越しなど、最近は粘り強く勝利をものにしているチームの状態には球界内からも様々な意見が出ている。6日に更新された野球系ユーチューブチャンネル「野球いっかん!」に出演した日本ハムOBの金村暁氏は日本ハムの最近の戦いぶりについて触れている。

 動画内では開口一番「よく頑張っている!」とチームの健闘をたたえた金村氏。開幕直後、ケガ人が続出したことでなかなかチーム状況が上向かない状況が続いた。しかしここにきてチーム状態を上げている要因については「やりくりのうまさでしょうね」ときっぱり。新庄剛志監督の選手マネジメントがいい方向に働いているとした。

 先の巨人戦でともに先発として好投したサブマリン右腕の鈴木健矢、昨年は守護神も務めた北山亘基はリリーフから先発へと配置転換組だ。

「そこがしっかりゲームメークしたり勝ったりしている」と評価。鈴木はチームトップタイの5勝をすでにマーク、北山も3勝をあげ、チームに貢献している。

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