今オフ結婚ラッシュの日本ハム 節目の年に腕をぶす選手の名前【投手編】
伊藤は侍ジャパンの一員としても活躍を見せた(C)Getty Images
今オフ、助っ人含め怒涛の”補強ラッシュ”で、話題を集めたのが日本ハムだ。2年連続最下位から浮上すべく、フロントもバックアップ。混パの台風の目になるとも予想されている。
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一方でこのオフは実に9人の選手が結婚を発表するなど、結婚ラッシュでもファンを沸かせた。家族が増えたことで自然とシーズンに向けて気合も高まるというもの。今回はめでたくゴールインした9選手のうち、6投手を今季の期待と共に紹介する。
まず、このラッシュの先陣を切ったのが、玉井大翔だ。2019年にチーム最多となる65試合登板を果たすと、翌20年は49試合、21年から3年連続となる50試合登板とタフネスぶりも知られる。
ピンチで登板する「火消し」の役割からロングリリーフまで場面を問わず活躍をみせ、ブルペンには欠かせない存在となっている。来季はキャリアハイとなる30ホールドを目標に掲げており、これまで以上にチームの勝ちに結びつく活躍が期待される。
続いて、上原健太と生田目翼も今オフ、結婚を発表した。
2015年ドラフト1位入団の上原は入団以来なかなか飛躍のきっかけを掴めずにいたが、昨季は、シーズン途中から先発ローテーションの一角を担うなど、4勝をマーク。今季は同じ左腕で明治大の先輩にあたる山﨑福也が加入。より一層先発争いは厳しくなることも予想されるが、新しく増えた家族のためにもさらなる活躍を期待したいところ。
今季プロ6年目を迎える生田目は、入団から5年で通算15試合登板、勝ち星は2021年に挙げた1勝のみにとどまるなど、苦しい成績が続いている。だが、昨年11月の秋季キャンプ中に行われた紅白戦では2回無安打無失点の活躍をみせ、新庄剛志監督からMVPに選出されるなど指揮官へのアピールに成功。今季は先発での起用が濃厚とされており、チーム内の激しいローテーション争いを勝ち抜くためには、春季キャンプスタートからこれまで以上のアピールが必須となる。