【日本ハム】交流戦白星スタート、5月勝ち越しに球団OBも賛辞!救援陣は「チームの強み」と好評価
新庄監督による昨年の”トライアウト”が実りつつあるようだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
プロ野球は5月30日よりセパ交流戦が開幕し、両リーグの球団同士による熱戦が行われている。
パ・リーグの本拠地からスタートした今年の交流戦、30日の初戦で新球場を舞台に粘りの戦いをみせたのが、現在パ・リーグ4位の日本ハムだ。
エスコンフィールドにヤクルトを迎えたこの日のゲーム、日本ハム先発の上原健太とヤクルトのベテランの石川雅規による投手戦が繰り広げられた。中盤まで両投手の投げ合いとなり1-1で試合が進むと、6回に日本ハム4番の万波中正がこの日2本目のソロホームランを石川から放ち、これが決勝点となった。最後までロースコアで進行したゲーム、ヤクルトは8本の安打を記録するも、6回まで力投した上原、そして7回以降も日本ハムの継投で1得点のみに抑えられている。
交流戦最初のゲームで幸先よく白星を挙げた日本ハム。これで5月の成績が13勝11敗と勝ち越しとなったこの日の試合内容には、球団OBからも称賛の声が贈られている。
現役時、日本ハムで背番号18を背負うなど先発陣の柱として活躍した岩本勉氏がYouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』の中でこの試合を総括しながら、現在のチーム状態について語った。
岩本氏ははじめに投手陣の内容に触れ、初勝利を挙げた先発上原の出来を称えている他、無失点で繋いだリリーフ陣のピッチングにも言及。特に2番手の河野竜生が7回、無死一塁の場面で長岡秀樹の送りバントをゲッツーで切り抜けたシーンをフォーカスすると「超ファインプレー。自らのフィールディングの良さでピンチを凌いだ」と絶賛。その後も三振でイニングを終えており「完璧な投球内容。味方も鼓舞することになった」と言葉を続けた。