「チームにとって1番良くないのは…」10連敗中の日本ハムは立て直せるか 球界OBから指摘された「復活ポイント」
後半戦はどんな形でチームを浮上させるのか、注目が高まる新庄監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
いよいよ後半戦が開幕する。前半戦思うようにいったチーム、いかなかったチーム含め、再スタートを切る。
前半戦最終を10連敗フィニッシュ、最下位で折り返す日本ハムの戦いぶりも注目となりそうだ。前半戦は特に交流戦が好調で一時は4位浮上、さらに上位戦線をうかがうかと思われたが、リーグ戦再開後から急失速した。
【関連記事】中日・宇佐見真吾、日ハム・郡司裕也…移籍の活性化につながるか 「好循環トレード」続く背景とは
一つには、下位に低迷していた楽天、西武などが大型連勝を果たしたことで相対的に順位を落としたこともある。
また前半戦終盤は1点差の僅差で敗れることが続いたことも話題を集めた。トライアウトと位置づけた就任1年目を終え、新庄剛志監督にとってもここからが腕の見せどころともいえそうだ。
日本ハムの急失速には球界内からも様々な考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は7月21日に自身のユーチューブチャンネルを更新。最下位と急失速した日本ハムの戦いぶりについて触れている。
低迷の一つには新庄監督も開幕前から打ち出していた打順固定で戦うことができておらず、レギュラーが明確でないことも影響を及ぼしているとみられる。4番に期待していた野村佑希の不振などもあり、4番も含めここに至るまで固定できていない。