「トライアウトが続いている」打順、ポジションが定まらない日本ハムの戦いぶりに球団OBが持論「エキスパートが育っていない」

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日本ハムはどんなチームを作ろうとしているのか。新庄監督の選択に注目が集まる(C)kentaHARADA/CoCoKARAnexr

 
 パ・リーグ最下位に沈む日本ハムは今月、まだ白星が一つのみ、現在も5連敗中と苦しい戦いが続いている。先月は14勝11敗1分けと勝ち越し、一時は西武を抜き5位に浮上したものの、その西武に対し9月8日から10日まで行なわれた3連戦で3連敗。内容も、完封負けが2試合、3試合で計23失点を許すなど、投打で低調な戦いぶりが続いた。

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 また、この結果により5位西武との差が3.5ゲームに広がり、本拠地で上沢直之、加藤貴之、伊藤大海と先発3本柱を立てての連敗は、痛恨の結果と言わざるを得ない。

 さらに、この西武とのゲームの中では、これまでとは異なる選手起用があったと球団OBが指摘している。現役時、エースナンバー18を背負うなど日本ハムの主力投手として活躍した岩本勉氏がYouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』を9月10日に更新。0-10で敗れた3戦目の試合での新庄剛志監督の采配について見解を述べた。

 大敗となったゲーム展開を振り返りながら岩本氏は、この日、王柏融が今季初めて4番でスタメン起用されたことについて「たしかに、新庄監督の言葉を借りれば“ワクワクする4番”ですけど」と前置きしながら、「9月に来て、選手の固定化が出来ていないことが表れているラインナップ」と表情を曇らせていた。

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