MLB復帰の元巨人助っ人が告白 異国・日本で「成功」を掴めた理由 母国で培った“野球観”が変わった経験「日本の打者は三振をほとんどしない」
今季からナショナルズでプレーするグリフィン。彼にとって巨人時代の経験が貴重なものとなっている(C)Getty Images
異国・日本での日々は、メジャーリーグでくすぶっていた己の殻を破る3年間だった。
現地時間5月22日に地元放送局『MASN』のマーク・ザッカーマン氏の取材に答えたのは、2023年から約3年間に渡って巨人に在籍したフォスター・グリフィンだ。
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ブルージェイズを自由契約となった23年1月に巨人へ加入。当時妊娠中だった妻を説得し、「もしここでキャリアが終わるなら、それでいいとすら考えていた」と引退を覚悟して挑んだ左腕は、1年目に20試合の先発登板で6勝(5敗)、防御率2.75を記録。いきなり大車輪の働きを見せ、オフには推定2億円の2年契約を締結。見事に“ジャパンドリーム”を掴んだ。
2年目以降は右膝の怪我に悩まされながらも、先発ローテーションの一角を担ったグリフィン。結局、昨年オフに自由契約となるまで、NPBでは通算勝利数は「18」ながら、防御率2.57、WHIP1.03と抜群の安定感を誇った。
実働期間は決して多くはない。それでも名助っ人としての印象を残したグリフィンは、なぜNPBで成功を掴めたのか。「日本でもう一度、先発として投げる術を学んだ」という当人曰く、パワー重視でメジャーリーグよりも巧打力に優れた日本の打者から空振りを奪うために模索した球種が変化のキッカケになったという。
「自分は7つぐらいの球種を取り入れた。それは日本で三振を奪うことがほとんどできなかったからだ。というのも、日本のバッターたちは、三振をほとんどしないからね。それが球種を増やした理由だった。つまり、もっと彼らから空振りを誘いたかったんだよ。そのためには、新しい球種を考案する必要があった」







