元UFC王者に「恐ろしいKO」で圧勝! 英国戦士ジョシュアに母国メディアは感嘆「ボクシングが何たるかを叩き込んだ」

タグ: , , 2024/3/9

凄まじい一撃でガヌー(手前)を圧倒したジョシュア(奥)。(C)Getty Images

 貫録を漂わせる圧勝だった。

 現地時間3月8日、サウジアラビアの首都リヤドにあるキングダム・アリーナで、。元WBA、IBF、WBO世界同級統一王者で、現WBC、WBO1位のアンソニー・ジョシュア(英国)と、米総合格闘技団体『UFC』の元同級王者で、WBC世界同級10位のフランシス・ガヌー(カメルーン)が対戦。前者が2回2分38秒でのKO勝ちを収めた。

【動画】怪物ガヌーが大の字でダウン ジョシュアの戦慄KOシーンをチェック





 文字通り圧勝。ボクシングの酸いも甘いも熟知する元世界王者が「違い」を見せた。1回に右ストレートでダウンを奪ったジョシュアは、2回にも右ストレートからの左フックでダウンを奪取。ここでガヌーも何とか立ち上がったが、英国戦士は再開直後に繰り出した右ストレートでキャンバスに沈めた。

 熱狂する観客とは裏腹に「当然だ」と言わんばかりに周囲を見渡したジョシュア。リング上での勝利者インタビューで34歳は「これがボクシングだ」とポツリ。総合格闘技から殴り込んできたガヌーをけん制するように言い放つと、「僕にとって今がピークかどうかは分からない。僕はただ毎日成長していくだけ。自分は集中して戦ったし、フランシスを舐めていなかった」と力説した。

 昨年10月にリヤドでのプロボクシングデビュー戦で、WBC世界同級王者のタイソン・フューリー(英国)に10回判定負けを喫するも、ダウンを奪うなど大善戦していたガヌー。そんな特大のポテンシャルを見せつけていた“野獣”を寄せ付けなかったジョシュアには、母国メディアも賛辞を寄せている。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム