巨人激震 球団史上初 同一監督による2年連続Bクラスの屈辱 背景にある「2つの天敵」
広島ではマット・デビッドソンにもシーズン19本の内、9本塁打を許すなど注意を払いながらも特定の打者に投手陣が粘れなかったことも響いた。結果として対広島戦も17敗(8勝)と大きく負け越すこととなった。
この2チームに対して借金「21」と、シーズン通して攻略できず。下位チーム相手には貯金を作りながら、苦手チームを作ってしまったことが上位浮上を果たせなかった大きな要因といえそうだ。
今季は若手の積極起用を進めてきた。ドラフト4位ルーキーの門脇誠、プロ3年目、新55番の秋広優人など来季が楽しみなヤングジャイアンツの躍動も目立った一方で、投手陣においては「勝利の方程式」が確立できないなど、多くの課題も残った。
野手陣においては、リーグトップの41本塁打を放つ岡本和真を擁しながら、ここぞというときに「あと一本」が出ない、得点圏打率の低さもクローズアップされた。
順位は確定したが、4試合が残されている。すべては来季につなげるために。ナインも意地を見せたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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