原巨人 最下位中日に痛いサヨナラ負け 背景にある”ミスと誤算”

タグ: , , , , 2023/8/17

 また、投打ともに誤算が生じていた。打の誤算は主砲の沈黙だ。対中日戦は今季本拠地では7勝1敗と高い勝率を誇るも敵地・バンテリンドームの戦いとなると、3勝6敗と大きく負け越している。本塁打攻勢が持ち味となるチームにおいて、広い球場は鬼門とも言えるが、この日はチームとして3併殺、主砲・岡本和真も4打数ノーヒットと元気がなかった。

 投の誤算は不安定な中継ぎ陣が挙げられる。終盤まで1-1と重苦しい展開で進んだ中、9回は4番手で登板した船迫大雅が先頭の細川成也に中前打を許すと続く大島洋平にも連打を浴び、一死満塁のピンチを招く。ここでスイッチされた左腕・今村信貴が元同僚の宇佐見にサヨナラ適時打を浴びて、ゲームセット。ここぞというときに粘れない、救援防御率がリーグワーストの3・90と苦しい台所事情も改めて浮き彫りになる試合となった。

 この日は3位DeNAも敗れたため、ゲーム差は1・5のままとなった。残り39試合、目指すCS進出のためにも今一度、チーム全体で気合を入れ直す必要がありそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】原監督が明かした秋広優人の凄み「由伸、阿部、松井を上回っているところがある」

【関連記事】「全部の球種が90点」かつての巨人の正捕手・村田真一氏が語った「三本柱」秘話とは

【関連記事】コスパ良すぎ! 年俸630万円の巨人・秋広優人は今季いつまで主軸を担えるか

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム