原巨人 「1番構想」不発のほかにも続々出てくる「不安材料」とは
オープン戦最下位とさえない巨人で、開幕に向け不安材料がなかなか解消できずにいる。
原監督は移動日となった14日、「やはり1番バッターに苦労している。1・2番に苦労しているのは、なんとなく分かるでしょ」と懸案事項となっている「1番問題」が今年も解消できていないと話した。
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ここまでのオープン戦戦績は2勝7敗2分け。直近7試合で2得点以下と得点力不足の要因は、1番バッターが固定できないことにある。
昨季32試合で1番を務めた梶谷は、昨秋、椎間板ヘルニアの手術を受けた影響で開幕には間に合わない。昨年77試合で起用され、今季から背番号「9」をつける松原が1番候補の最右翼とされたが、オープン戦打率1割台と低迷、現在は2軍調整中だ。ここまでのオープン戦では丸、坂本、立岡、松原、ルーキーの岡田が「1番テスト」に挑んできたが、最適解を見つけられていない。
近年の課題である切り込み隊長不在も心配となるが、投手陣にも不安材料を抱えている。
「原監督は先発ローテーションに関してまず6枚といっている中、菅野、山口、メルセデスはまず確定。またここまで安定した成績を残しているドラフト3位の赤星も内定しています。一方、残りの2枚に関しては手術明けの堀田、山崎伊、左腕・今村、高橋、戸郷、新外国人で争っています。本来実績のある高橋、戸郷が埋めてくれるのが1番ですが、このあたりがどうなるかはまだ未知数です」(放送関係者)