阪神に3タテ食らった巨人 球団OBが”捕手&助っ人問題”に言及「何か原因があるはず」「外国人は2人で70本塁打」
守備力には定評がある小林。打撃面でも貢献できれば…(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
一時は3位に浮上するも週末の阪神との3連戦で3連敗を喫して4位に転落。中田翔が復帰して、秋広優人も活躍を見せるなど、明るい材料は少なくない。にもかかわらず、Bクラスに転落し、厳しいチーム状況と言える。巨人がAクラスに返り咲き、首位を奪取するためにはどういったことが必要になるのか。
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現役時代にヤクルトや巨人で活躍したアレックス・ラミレス氏は自身のYouTubeチャンネルで、巨人がAクラスに入るためのポイントを挙げた。最初にラミレス氏は12球団ワーストの防御率4.01を問題視し、「先発もそうだがリリーフで逆転された試合も何試合かあった」と投手陣の不安定さに言及。ただ、「ピッチャーが悪いだけではなく、キャッチャーにも責任があると思う」とその原因を分析する。まず「大城は球界でも屈指の打てるキャッチャー」と正捕手の大城卓三の打撃面を評価するが、「投手陣が12球団最低の数字を残していることに注目しなければいけない。きっと何か原因があるはず」と守備面での不安要素を指摘。
一方、小林誠司については「小林のプレーを見ると試合を作っているように見える。捕手としてはセリーグ屈指とも言える守備力を持っている」と守備面を褒めるが、「しかし打率はいつも1割ほど」と打撃面が弱いために大城を使わざるを得ない状況にあると話す。そして、「キャッチャーのゲームマネージメントが、ピッチャーの結果に大きな影響を及ぼすし、良くすることもできる」とコメントした。小林がスタメンでは打線のパワーダウンは否めないが、それでも大城をスタメンで使い続けることは、一度再考してもいいかもしれない。