【巨人】正捕手争いに新風吹くか 台頭が期待される「第3の捕手」とは
山瀬は今年でプロ5年目を迎える(C)CoCoKARAnext
2月1日に迫った春季キャンプに向け、巨人の1、2軍キャンプの振り分けが発表となった。
ドラフト1位、即戦力の呼び声高い西舘勇陽(中大=21)を始めドラフト組では支配下の5選手はいずれも1軍スタートが決定。投手陣でもトレード加入の高橋礼、泉圭輔、近藤大亮、現役ドラフト組の馬場皐輔、前阪神のカイル・ケラーなど新戦力はのきなみ1軍スタートとなり、期待の高さがうかがえた。
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またひそかに注目を集めたのは捕手の1軍スタート組の顔ぶれだった。大城卓三、岸田行倫に加えて、山瀬慎之助が入った。
これまで春季キャンプではベテラン捕手の小林誠司が1軍スタートとなるのが常だったが、かわってプロ5年目の山瀬が抜擢された形に。
巨人の正捕手争いに関しては昨年キャリアハイの16本塁打をマークするなど「打てる捕手」としても知られ、WBCにも侍ジャパンの一員として参加した大城が今季も主戦を務めると見られる。続いて、昨年6月30日の阪神戦でプロ初のサヨナラアーチを放ち、46試合に出場した岸田が続く。
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