阿部巨人 鬼門マツダで痛すぎる連敗 岸田負傷交代で注目される「招集枠」とは

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 岸田は14日のDeNA戦(富山)でも1号決勝2ランを放ち、守っては山崎伊織を好リードと攻守にわたって、存在感を示したばかりだった。

 仮に岸田のコンディション面で不安が出てくれば、現在ファームで調整中の大城の存在が注目を集めそうだ。今月8日に降格した大城は打撃不振や捕手としてのふるまいなどを阿部監督から指摘されており、昇格に関しては本人の自己申告となっている。ただチームがピンチとなると、悠長なことも言ってられなくなる可能性はある。ほかにもファームでは、打率.284、1本塁打(17日現在)と打撃好調な4年目捕手の喜多隆介もおり、起用法が注目される。

 チームもムチを入れなくてはいけない事情もある。現在のセ・リーグは最下位まで5ゲームと混戦状態となっている。裏を返せば、連敗が続けば、あっという間に置いていかれてしまう。敵地マツダスタジアムの対戦においては、昨季3勝9敗と大きく負け越し、今季もここまで5試合で3敗2分け、未だ勝ち星なしと厳しい戦いを強いられている。

 試合ではベテランの坂本勇人が通算187度目の猛打賞をマークし、長嶋茂雄氏の記録を超え、プロ野球歴代単独3位に浮上するなど、明るいニュースもあったが、競り負ける展開が続いている。

 ずるずるといかないためにも3連戦最終のゲーム内容が一層、注目となりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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