巨人 CS切符に黄信号 阪神に痛い逆転負け 埋まらない「大きな穴」とは
翌18日の試合も8投手の継投で必死につなぎ、執念のサヨナラ勝ちに持ち込んだ試合となったが、大勢の登板はなかった。20日の阪神戦もベンチ入りはしていたが、リードした状況であれば、9回は左腕、中川皓太に託す予定だったと考えられ、起用に制限がある投手をブルペンに抱えることで、ベンチにとっても終盤の運用をさらに難しくしている側面もありそうだ。
昨年ルーキーながら守護神を務め、53試合に登板し、37セーブをマーク。新人王にも輝いた大勢の復帰に関しては原辰徳監督も大きな期待を寄せていたが、思ったような相乗効果は得られていない。
とはいえ、3位のDeNAとは3・5ゲーム差とし、残り9試合。21日の阪神戦にも敗れれば自力CS進出消滅とシーズンが終わってしまう可能性も出てきた。
2年連続Bクラスの屈辱を避けられるか、チーム全員の力を結集することが求められている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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