元レッドソックスの沢村を巨人が「獲得に乗り出さない理由」とは
2012年に行われた日本ハムとの第2戦。先発マウンドに上がった沢村は立ち上がりにいきなり2つの死球を与えるなど、制球を乱した。大舞台において空回りを続ける沢村を見かね、バッテリーを組んだ阿部(現作戦兼ディフェンスチーフコーチ)がマウンドに駆け上がると、頭をポカリ。「公開説教」を敢行すると、東京ドームに詰めかけた多くのファンからもどよめきが起きた。結局、この試合、沢村は8回まで無失点の快投を見せた。
「沢村に関しては中央大の直系の先輩である阿部ですら、生かしきれなかった。繊細な性格も知られており、すぐに結果を求められ、注目を集める巨人よりも他球団のほうが向いているかもしれない」(同)
日本球界に復帰するにしても巨人以外の球団が向いていると見る。
昨年メジャー挑戦1年目はチームのポストシーズン進出に貢献するなど、存在感を示した沢村。果たして剛腕の次の働き場所はどこになるのか?引き続き、水面下でも注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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