原巨人 CSファイナルS「陰の戦犯」とは

タグ: , 2021/11/11

 「この日の試合を見てもわかるように明らかに振りが鈍い。コンディション不良も疑うほど。ただチームは主砲の岡本を欠く中、坂本には何としてもふんばってもらわないといけない。打線が勢いを取り戻すには彼の復調がカギを握るでしょう」(球界関係者)

 「サカ・オカ・マル」(坂本、岡本和、丸)で知られるチームの主軸の内、主砲の岡本和は左わき腹痛のため、ここまで3試合欠場を強いられている。代役4番を務める丸は阪神とのCSファーストステージで気を吐いたが、点が線になるためには、クリーンアップを務める坂本の奮起が欠かせないというのだ。

 今季は金メダルに輝いた夏の東京五輪でもチームのまとめ役を務めるなどフル回転。シーズン終盤にも10月16日の広島戦で右手首付近に死球を受けるなど、満身創痍の状態は続いている。坂本も例年以上に疲労もたまっているが、11日のヤクルト戦に負ければ、いよいよ逆王手をかけられてしまう。チームはエースの菅野を中4日で投入して臨む大一番。起死回生の一打が見られるか、キャプテンの意地に期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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