「3連投は避けたとか、言っている場合じゃない」巨人4位転落 主砲不在の戦い方はいかに?球界OBがスクランブル態勢下の「投手運用」「4番候補」について見解
またオーダーに関しても「足の速い選手を使う」「長打がなくなったら、足なんだよね」と主砲不在でなかなか点を奪えない中、足をからめて1点を奪いにいく姿勢、バントやエンドラン、バスターエンドランなどの奇襲も大事とした。
高木氏は「奇襲というと弱いチームがやることだけど、今のジャイアンツは弱い」と戦力的にも弱いと認めた上で「王道では勝てない」と発想の展開を求める場面も。
「レギュラーは代わってくる」として、足が持ち味の重信慎之介、増田大輝の活用も考えていったほうがいいとした。
さらに4番についても現在は助っ人のトレイ・キャベッジが座るが、高木氏はファーストを守る増田陸を推す。
理由としては無死一塁でキャベッジに打席が回ってきても今のチーム状況では、バントを命じたいとして、柔軟性を高める意味でも、増田陸の4番起用を推しつつ、「とにかく泥臭い野球をしてほしい」とチームの背中を押した。動画内では新加入となったリチャードの起用法についても語っている。
20日からは敵地、甲子園で交流戦前最終となる阪神と伝統の一戦を戦う。先発は今季初勝利がかかった戸郷翔征。復活のマウンドとなるか、戦いぶりに注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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