阿部巨人の5番打者構想、結局どうなる?浮上する「最適解」とは

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 またもう一人、5番打者候補としては主戦捕手の大城卓三の名前も入りそうだ。昨年春先にはWBCに侍ジャパンの一員として参加、世界一奪回に貢献するとシーズンに入ってからは自己最多の134試合に出場、いずれもキャリアハイとなる打率・281、16本塁打、55打点をマーク。球界きっての「打てる捕手」として存在感を示した。

 また大城の特徴といえば、バントのうまさにもある。昨季はセ・リーグ最多タイの21犠打をマーク。中野拓夢(阪神)、中村悠平(ヤクルト)と並びリーグトップの記録を作ったとあって、この点でも指揮官が求める、バントなどもこなせる万能型の選手、さらに長打もあると5番打者向きといえそうだ。

 昨年6月13日の西武戦(東京ドーム)では「5番・捕手」として先発出場していた大城がプロ初のスクイズを決めたシーンも話題を呼んだ。2点リードの5回一死一、三塁の場面で、打席に入った大城は西武・松本航の1ボール1ストライクからの3球目の直球を投前にスクイズ。状況に応じての打撃には定評があるとあって、今後の起用も注目となりそうだ。

 チームにはまもなく合流すると見られる新助っ人のルーグネッド・オドーア(前パドレス・30)もいる。メジャー通算178発砲を打線のどこに組み入れるかによって得点力も変化してくると見られており、こちらも注目の存在となる。

 昨季はチーム本塁打、打率とも12球団1を誇りながら、リーグ4位に沈んだ。勝負どころの1点に泣くシーンも多く、得点圏打率の向上が求められている。今後も最強打線構築のための摸索は続きそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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