原巨人 OBから指摘された「前半戦失速」の「戦犯」とは
昨年はチーム2位の58試合に登板し、防御率2・47。ブルペンに欠かせないリリーフ左腕だったが、今季はここまでコンディション不良で一軍戦に登板していない。交流戦終了後には原監督が「左のリリーフが欲しい」と公言。「中川不在」がチームに与える影響はそれだけ大きかったと見られる。
リリーフ陣の不振を招いた要因としてはほかにも、同対談の中で村田氏は「前年の7、8、9回の投手が全員いないチームなんてない」と発言。「勝利の方程式」だった、中川、デラロサ、ビエイラが故障や不振でそろって不在なことも、この深刻な状況を招いたと指摘した。
いずれにせよ、今は打線がいくら点を取っても追いつかない「ザル」状況となっているだけに、早期改善が求められている。未曾有のコロナ禍と共にこの危機的状況をどう乗り越えるか。まさに後半戦はチーム一丸となった戦いが求められそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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