“背番号降格”の巨人ドラ1投手コンビ 投手層が厚くなるほど迎える正念場
髙橋はルーキーイヤーに5勝を上げ、防御率3.19とエースに名乗りを上げたかに見えたが、2020年は開幕前に左肘痛を発症。シーズン終盤にようやく一軍復帰登板を果たすも、思うような投球はできず防御率4.30と振るわなかった。それでも、2021年は自身初二桁勝利となる11勝を上げて再び首脳陣の期待感を高めたものの、2022年、2023年ともに結果を残せていない。今シーズンはプロ入り初の0勝に終わり、悔いが残るシーズンとなった。
巨人はソフトバンクから高橋礼と泉圭輔、オリックスから近藤大亮をトレードで補強。また、ドラフト1位で即戦力投手として名高い西舘勇陽の獲得に成功し、現在はFA宣言した山崎福也の獲得を目指している。先発陣、リリーフ陣ともに徐々に厚くなっており、背番号降格した2人の立場は日に日にかなり厳しくなっていると言える。平内と髙橋にとって来シーズンは勝負の年になりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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