“背番号降格”の巨人ドラ1投手コンビ 投手層が厚くなるほど迎える正念場

タグ: , , , , 2023/11/21

阿部監督はどんな投手起用を考えているのか。来季の采配に注目だ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は11月16日に背番号変更を発表。シーズン後半にショートのレギュラーを射止めたルーキーの門脇誠は「35」から「5」になった。過去には岡崎郁氏や清原和博氏、アレックス・ラミレス氏などチームの中心を担った選手がつけていた背番号だけに、門脇に対する期待は相当高いと言えるだろう。

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 門脇の背番号が“昇格”した一方、“降格”した選手もいる。2020年ドラフト1位の平内龍太は「11」から「66」、2018年ドラフト1位の髙橋優貴投手が「47」から「57」に背番号が変わった。「51」や「55」などレジェンド選手がつけていた背番号に変更する場合を除き、背番号の数字が大きくなることはチームからの期待が薄らいでいるケースが多い。2人のドラ1投手のチーム内での立場が伺える。

 平内は2022年53試合に登板して、防御率4.32、13ホールドとまずまずの成績を残した。同年オフに右肘クリーニング手術を受けたことにより、育成選手として契約。2023年にはシーズン序盤から二軍戦に登板して5月中旬に支配下復帰した。プロ入り初の先発のマウンドに立つなど、挑戦的な1年になったが登板は11試合のみ。防御率こそ3.95と2022年よりも良かったが、ブルペンを支えるほどの活躍は見せられなかった。

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