新外国人5人加入の巨人 助っ人も育てる時代 活躍のキーマンはあの男
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「当たり」は5人の中に何人いるのでしょうか。
2月1日、宮崎の地でキャンプインした巨人。その直前となる1月29日、都内のホテルで原監督も同席の中、新外国人5人の入団会見を行いました。
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キューバ出身でWBCの同国代表にも期待されながら、辞退して巨人のキャンプに参加する剛腕・ヨアン・ロペス投手(30=メッツFA)や昨年メキシカンリーグで最優秀投手に輝いた大型左腕・ヨアンデル・メンデス投手(28)さらには指揮官が「150回以上を」と求める先発タイプの右腕・タイラー・ビーディー投手(29=パイレーツFA)や左腕・フォスター・グリフィン投手(27=ブルージェイズFA)そしてセンターのレギュラー候補筆頭となるルイス・ブリンソン外野手(28=ジャイアンツFA)と、個性豊かな5人が抱負を語りました。
巨人担当記者が言います。
「過去の巨人では、メジャー経験のあるビッグネームながら、実はロートルという30代中盤以降の選手が加入した時期もありました。しかし、今回はロペスが30歳のほかは、4人とも20代。経験よりも将来性を重視して、名より実を取るような補強です。助っ人も、育てる時代に入ったと言っても過言ではないです」
それにしても助っ人が新たに5人とは。
巨人担当記者は言います。
「昨年在籍した外国人選手のうち、残留したのは米独立リーグ出身のウォーカーだけ。メルセデスとポランコはともにロッテに入団し、守護神としても存在感を示したビエイラは“就活中”です。昨季はチーム防御率もチーム打率もリーグ最下位で、順位も4位とBクラスに沈んだ。それは助っ人が思うように機能しなかったからでもある。人心一新の意味も込められているのでしょう。担当記者は5人の顔と名前がなかなか一致せず、覚えるまでに苦労しそうです(笑)」