いよいよ巨人が来る!原監督「全開宣言」 リーグ戦再開後も走るといわれるこれだけの「裏付け材料」
いよいよ乗ってきた原監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は16日の楽天戦(東京ドーム)に6-5のサヨナラ勝ち。2点を追う9回に坂本勇人内野手が値千金の逆転3ランを放って劇的な勝利を収めた。チームはこれで今季初の6連勝、17日の勝敗次第で9年ぶり交流戦優勝の可能性も出てきた。
【動画】これぞ主砲の仕事!1回二死一塁、岡本和が辛島からキング独走となる17号先制2ランを放ったシーン
シーソーゲームに決着をつけたのはベテランの一振りだった。2点を追う9回無死二、三塁。坂本が楽天・酒居知史のフォークを捉え、値千金の逆転3ラン。前日も梶谷隆幸がサヨナラ打を放ち、試合を決めてみせたが、2夜連続となる興奮度マックスの試合となった。
試合は序盤から巨人のペースだった。初回二死一塁で打席に入った主砲・岡本和真は辛島航から両リーグトップとなる17号先制2ランを放つと、中田翔も続く。4回先頭の打席で同じく辛島から9号ソロ放ち、復調をアピールした。
中盤に先発の横川凱がつかまるも、最後はベテランの一振りで試合を決めてみせた。
今季初の6連勝、チームが好調な理由について原監督は試合後のインタビューで「総合力だと思います」ときっぱり。「打線、あるいはピッチャー、打つべきところ、守備力、あるいはバントにおいても、そういう意味では少しかみ合っている。勝つためには、かみ合わないとなかなか勝利できないというところだと思います」とチーム整備が進んでいると認めた。これまではチーム状況について聞かれても謙遜するコメントが多かったが、いよいよここにきて手ごたえを感じ始めている。