「本当に見えなかった」古田敦也氏・前田智徳氏・・・名球会選手たちがどうしても打てなかった「魔球」とは

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球界屈指の「打てる捕手」として今でも伝説となっている古田氏(C)CoCoKARAnext

 古田敦也氏、長嶋一茂氏、前田智徳氏、和田一浩氏ら野球界のレジェンド4人が、YouTubeチャンネル「フルタの方程式」にて対談。

 並みいる名球会選手たちが自身の苦戦していた、「魔球」が明かされた。

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 選手個人によって、対戦相手や球種による得意不得意は一定あるものだが、古田氏が得意としていた球の一つが、巨人のエース・桑田真澄氏のカーブだという。

 当時、多くの打者が打ちにくいとしていた同氏のカーブを、打ちやすい球としていたことから、カーブが投じられた際には飛びついてでも打つほどだったという。

 一方で、現役時代通算2097安打をマーク、首位打者、最多安打のタイトルホルダーでもある古田氏が、苦手としていたというのが、中日・川上憲伸氏のカットボール。

「何回振ってもショートゴロ。本当に見えなかった。これは他の球を打つしかないと思って、カーブとかきた時には意地でも打っていましたね」

 古田氏と同じく、川上氏のカットボールを意識していたというのが、通算2119安打を放ち、「孤高の天才」の異名を持つ、前田氏だ。

 川上氏の代名詞といわれるこの球種に対し、ヒットこそ打てたものの、「(相手投手の)得意なボールをホームランにしたかった」と語る前田氏にとっても、これを攻略してスタンドまで運ぶ事は容易ではなかったという。

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