巨人、ケラー獲りの背景 ライバル阪神から禁断の補強 見えた阿部巨人の本気度
そして、今回の補強のポイントをこう解説するのです。
「巨人としてはNPBを経験済みの助っ人を獲得できたことに意味がある。NPB未経験の外国人選手は正直、計算が立たないんです。例えば今年の開幕前に期待されたビーディは開幕投手を務めながら、0勝6敗1セーブ、防御率3・99と散々なデキだった。ロペスも守護神・大勢につなぐ勝利の方程式の一角を期待されたが、登板はわずか8試合にとどまり、防御率も4・05と期待を裏切った。ケラーは阪神で61試合の登板実績があるから、大崩れはしないとの想定ができます。阿部監督としては勝ちパターンのブルペンを託したいところでしょう」
阪神の2年間で59イニングを投げ、74奪三振の奪三振率11・29は魅力的。ケラーが阿部巨人による“慎撃”の象徴になれるのか、来春の開幕が待ちきれません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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