「こんな話が来るなんて」青天の霹靂だった巨人のオファー チェコ人新助っ人フルプが母国紙で交渉の内幕を告白「突然、スカウトから電話が来た」
まさに青天の霹靂だった。だからこそ「自分にとって新たな刺激だった」と語るフルプは厳しい競争を覚悟し、こう続けている。
「ジャイアンツのスカウトや編成部長からは、僕を若手の一人として育てたいという情報を貰っている。彼らは僕に日本の野球を教えたがっているみたいなんだ。より長期的に、僕を必要としているんだとも思う。
ただ、日本では外国人選手には限界があり、自分もいずれは数少ない一人になる。プロスポーツの仕組みとして、チームは誰かがうまくプレーできなければ、すぐに代わりの選手を見つける。だから、僕は少なからずチャンスを得るだろうけど、同時に生産的でなければならない。僕には今以上に日本の野球や文化を学ぶ必要がある」
日本プロ野球界にやってきた初のチェコ人選手は、果たしてどれだけの成長を見せるのか。来月7日から宮崎で行われるフェニックス・リーグに参加予定となっているフルプのパフォーマンスには国際的な注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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