MLB通算178発男オドーアとの契約は起爆剤となるか 米サイトは巨人新助っ人の“欠点”を指摘「長所はパワーだけ」
昨季はパドレスに所属したオドーア。彼の抱える問題点とは?(C)Getty Images
来る新シーズンに向け、タイトル奪取を目指す巨人は、大物助っ人獲得に成功した。現地時間1月20日、米移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は、メジャー通算178発のルーグネッド・オドーアと契約したと報じた。
【動画】右ストレートが相手選手に炸裂! オドーアの衝撃的な乱闘シーン
阿部慎之助新監督の下で、常勝軍団化を図る巨人。今オフは生え抜き大砲の岡本和真を中心とした打線作りを進める一方で、中田翔やブリンソンといった一発が魅力の打者が退団。長打力のある野手は補強ポイントの一つだっただけに、MLBでシーズン30本塁打を3度も達成したオドーアはまさに待望の助っ人補強と言える。
もっとも、近年は自慢の打撃成績が低迷。パドレスに所属した昨シーズンも59試合に出場し、打率.203、4本塁打、OPS.654とパワーも鳴りを潜め、7月にDFA(事実上の戦力外)となっていた。
ゆえに現地メディアもオドーアの“欠点”を指摘する。『MLB Trade Rumors』は、「彼はレンジャーズで長い間、セカンドのレギュラーを務めてきたことで知られている。しかし長所はパワーだけ」と断言。「打席では不安定だった。四球の数は少なく、大量の三振を記録し、wRC+の平均(100以上)を2016年以降上回っていない。オドーアの通算wRC+も85だ」と論じた。