巨人の新助っ人オドーアにかかる期待と不安 高木豊氏が指摘した日本野球に「アジャストできるかどうか」のポイントとは
一方、打撃面の不安材料としてはタイミングを取る時に大きく足をあげるフォームであることから、そこを日本の投手陣がうまく攻めることは十分考えられるとした。「そこらへんでアジャストがしっかりできるかどうか。ここらへんが課題になるのかな」として、さらには大振りのスイングも影響し、「カットめのボールをインサイドに集められたとき、どういう対処ができるのか」と課題をあげた。
期待する本塁打に関しては「20本ぐらいはいけるかな」とした。打率に関しては広角に打てることを評価しながら、日本投手の変化球攻めにどう対応できるかが打率を残せるかのポイントになるとした。
その上でオドーアに関しては「ポランコよりは総合的に上かなと思うよ」とコメント。守備、走塁面など総合的にかつて巨人に在籍、昨季はロッテで本塁打王に輝いたグレゴリー・ポランコの名前を挙げながら、活躍に太鼓判を押す場面もあった。動画内では中日に加入した新助っ人のアレックス・ディッカーソンについても語っている。
オドーアは年齢的にもまだ若く、現役感あふれるメジャーリーガーが加入することでナインも喜びの声をあげている。
果たしてV奪回の使者となれるか。キャンプには2月中に合流予定だとされる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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