原巨人 リーグ戦再開!ヤクルト追撃のための「投打のキーマン」とは
17日からリーグ戦が再開する。巨人は敵地で中日と対戦する。交流戦を10位フィニッシュ、救援陣の不調などもありながら、7ゲーム差をつけられた首位ヤクルトを追う巨人の投打のキーマンとは――。
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まず打のキーマンといえば、主砲・岡本和だろう。ここまで64試合に出場し、打率・241、17本塁打、47打点。3、4月の月間MVPに輝くなど開幕直後は好調だった岡本和がスランプとなったのは5月に入ってから。キャプテン・坂本の離脱と時を同じくして、5月は月間打率・180と苦しんだ。
「元々責任感が強いタイプ。その時期は坂本に加え、吉川も離脱と主力2人が抜け、自分が頑張らないといけないと力が入っていた節もある。坂本が復帰したこともあり、相乗効果で今後はのっていけるのではないか」(球界関係者)
5番に勝負強い坂本が入ることで岡本和への厳しい攻めが軽減されるなど、「オカ・サカ」コンビも機能している。実際に9日の西武戦で復帰後は2試合でマルチ安打をマークするなど、課題の打率改善にも明るい兆しが見え始めている。
一方、投手陣のキーマンといえば、まずはエース・菅野のここからの働きが上位をうかがう意味では鍵を握りそうだ。前回登板は体調不良で抹消、満を持して、リーグ戦再開の中日戦に先発する。左腕エース・大野雄との投げ合いとなるが「いいスタートが切れるように頑張りたい」と腕をぶす。今季はここまで調子が上がらず登録抹消もあった。エース右腕の力投でチームを勢いづけたいところだ。