「何かするよね」阿部巨人 注目の正捕手争い 球界OBも着目する”第4捕手”の存在感 今季初スタメンマスクで勝ち越しタイムリーもマーク

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 巨人の正捕手争いに関しては球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は23日に自身のYouTubeチャンネルに「【交流戦解説】SBが交流戦優勝!阪神大竹が12球団から勝ち星!巨人小林の存在で捕手争いが過激化?中日山本の走塁「スライディングの甘さ…」DeNA筒香がかなり良くなっている!ヤクルト中村優斗がデビュー!」と題した動画を更新。各球団の交流戦終盤の戦い方に焦点を当てている。

 巨人の週末の戦い、今季初スタメンマスクで、若き右腕、赤星を6回1失点自己最多タイの8奪三振とリードでも導いた小林誠司に関して、高木氏も6回の勝ち越し場面を振り返り、「(高橋の)外のスライダーをポテンヒット」「何かするよね」と常に周囲の予想を覆すパフォーマンスを行うとした。

 「でもね小林の存在感を見せたのは」と高木氏は7回無死一、二塁で二塁走者が飛び出したのを見逃さず、刺したシーンに着目。セカンドへのボールが「鬼肩 素晴らしかった」と絶賛。

 続けて「小林のこういう抜け目のなさ さすがベテランだし 落ち着いているなと思った」と円熟味あふれるプレーでチームを救ったとした。

 昨年は「スガコバ」バッテリーでチームをけん引した小林も今季は開幕2軍スタート。正捕手候補の甲斐が加入したことにより、起用が注目されたが、ここにきてしっかりチームを支え始めた。20日のヒーローインタビューでは「できることをしっかりやる」と準備の大切さを説き、今後の活躍も誓った。

 阿部監督が掲げる「守り勝つ野球」にも欠かせない存在とあって、今後も背番号22のパフォーマンスに注目が集まっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【動画】20日の西武戦に今季初スタメンマスクとなった小林は7回に強肩でもチームを救った

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