原巨人 資金は潤沢ながら「誤算続き」のFA戦線「全舞台裏」

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(C)Getty Images

 今季4位と5年ぶりのBクラスに沈んだ巨人はオフに入って、久々に大々的なFA補強に乗り出すといわれていた。

 原監督も前向きな姿勢を見せていたが、すでに「計算違い」も多く生じているようだ。

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 獲得候補と見られていたのは阪神西勇輝投手(31)もいるが、このたび残留が決まったという。

 「今季も巨人戦で完封勝利をあげるなど巨人キラーで知られています。移籍が実現すれば、大きな戦力になると見られていました」(放送関係者)

 西勇の今季巨人戦の対戦成績は4試合に先発し、1完封を含む2勝1敗、防御率・0・90と無類の強さを発揮した。残留となれば、来季以降もやっかいな敵となりそうだ。

 ほかにも補強ポイントとしてあがっていたのは、あの大型内野手の存在もあった。

 「楽天浅村です。強打の内野手は補強ポイントでもあり、調査を進めていたといわれています」(同)

 先に楽天残留が決まった浅村といえば、セカンドが本職。獲得できれば、今季3度の故障離脱など衰えが目立ってきた坂本をコンバートし、遊撃ポジションに吉川をあてる構想も実現できただけに、こちらもアテが外れた形だ。

 ほかにも勝負強い打撃で知られるロッテの中村奨吾内野手も残留、こちらも補強ポイントである左投手の楽天・辛島、中日・松葉なども続々残留を決めている。

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