原巨人 注目集める新キャプテン問題 ささやかれる「意外な本命」選手の名前
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V奪回を目指す巨人で「新キャプテン」がホットワードとなっている。
きっかけは原監督が日テレジータスで28日放送予定の「超ジャイアンツ」の予告映像で「キャプテンは〇〇〇に思い切ってしようと思っています。まだ本人には言っていません」と来季からのキャプテン変更を示唆したことにある。
巨人のキャプテンは今季まで8年連続で坂本勇人内野手(33)が務めてきた。その前に務めた阿部慎之助(現ヘッド兼バッテリーコーチ)と並ぶ歴代最長、「不動のキャプテン」としてチームを支えてきた経緯がある。
今季は4位と5年ぶりのBクラスに沈んだ。果たしてV奪回が至上命題となる来季、大事なキャプテンを担うのは誰になるのか。
この点についてはこんな声もある。
「順当にいけば、若き主砲の岡本、今年レギュラーを固めた吉川あたりになるでしょうが、ここにきてあのベテラン選手の名前もささやかれています」(放送関係者)
「忍者守備」といわれる堅守でもチームに貢献した二塁手の吉川尚輝内野手(27)は今季132試合に出場し、打率・277、7本塁打、31打点。年間通してのパフォーマンスが課題とされた中、今年は故障による離脱こそあったものの、しっかり定位置を固めた。
一方の岡本和真内野手(26)は不完全燃焼のシーズンとなった。シーズン終盤に5年連続となる30本塁打をマークしたものの、年間通して調子が安定せず、8月からは「4番」の座を中田に明け渡すことになった。
この生え抜き2人がキャプテンの有力候補となるが、ネックとなるのは「いかんせん2人とも前に出たがらない性格。チームを鼓舞して、まとめていく役割ができるかは未知数です」(同)
伝統あるチームのキャプテンとあって、これまでも名実ともにチームの中心選手が担っていたとあって、「荷が重い」ことも敬遠される要因にあがる。