巨人新体制発表 ささやかれる「陰のキーマン」とは
桑田コーチは選手からの信頼も厚い(C)Getty Images
巨人は10月16日、来季のコーチングスタッフを発表した。二岡智宏2軍監督がヘッド兼打撃チーフコーチとなり、投手部門は3軍から配置転換となる杉内俊哉投手チーフコーチと西武を退団して5年ぶりチーム復帰となる内海哲也コーチが就任することになった。
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阿部慎之助新監督を支えるコーチングスタッフの顔ぶれが明らかになった。新監督を支える大事なヘッドコーチには今季まで二軍監督を務めた二岡氏を配置、これまで独立リーグの監督経験なども持ち、幅広い視野を持つとされる同氏はベテラン、若手の融合が鍵を握るとされるチームにはまさに適任といえそうだ。
また投手陣再建を託されるのは5年ぶりの古巣復帰となる内海投手コーチだ。現役時代は左腕エースとして2011、12年に2年連続で最多勝を獲得するなど一時代を築いた。
「練習は裏切らない」とベテランになっても豊富な練習量をキープ。野球に真摯に取り組む姿勢で「内海組」といわれる結束力を投手陣の間に築いた。対話を重視する指導哲学も知られており、個々の選手に合った指導法でチーム浮上を目指す。
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