原巨人 新「勝利の方程式」確立へ キューバの剛腕獲得で追い込まれる「選手の名前」
一方、ブルペンでは生き残りを賭けた戦いが加速しそうだ。
「今季は腰痛などもあり、出てこれなかった中川も2年ふいにするようだと立場が厳しくなってくる。来季は巻返しが必要となりそうです」(放送関係者)
昨季は58試合に登板、防御率2・47と安定した成績を残した。首脳陣からの信頼も厚いタフネス左腕も、今季はコンディション不良で1試合も登板が叶わなかったとあって、来季は勝負の年となりそうだ。
またアピールが必要となりそうな投手もいる。
「侍ジャパンとの強化試合で叱咤された畠、鍬原、今季は不振だった鍵谷なども結果が求められそうです」(同)
11月6日に行われた巨人と侍ジャパンとの強化試合、指揮官が厳しい目を向けたのは終盤のリリーフ陣の投球内容にもあった。
9回に8番手として登板した鍬原は塩見と村上にそれぞれ1発ずつ献上、WBC本戦を意識したタイブレーク練習に入って打ち込まれた畠に対して「よみうりランド(ジャイアンツ球場)で何を練習しているのか」とピシャリ。当時、秋季練習中だった2人に巻き返す姿勢が見られないと厳しく断罪したのだ。
オフに入ってからは外国人選手獲得のニュースが続く巨人だが、現有戦力の底上げも当然必須となる。新勝利の方程式の行方も引き続き、注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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