【巨人】「1番難しいのは…」球界レジェンドOBから指摘される阿部新監督の〝気を付けるべき点〟とは
阿部新監督がいかにチームを浮上させるか、期待が高まっている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人・阿部慎之助新監督への期待が高まっている。2020年以来遠ざかっているV奪回に向けて、コーチ陣の顔ぶれも一新。今季は二軍監督を務めた二岡智宏氏が一軍ヘッド兼打撃チーフコーチ、現役時代は阿部監督との黄金バッテリーで知られた内海哲也氏が一軍投手コーチに就任など、一気に若返りを図ることになった。
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そんな阿部新監督に対しては球界内からも様々な考察の声が上がっている。元巨人のエースとして活躍した江川卓氏は10月17日に自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。阿部新監督に愛あるアドバイスを送っている。
まず江川氏は阿部監督が捕手出身であることのメリットを挙げた。現役時代は指揮官から「ゲームを任されてサイン出していた」立場であり、「投手の調子は捕手が一番よく分かる」とし、継投など含めプラスに働くことを期待した。
一方で「一番難しいのは阿部さんがいい選手だったということ」と、意外な不安要素を指摘する場面も。
阿部新監督といえば、現役時代は球界屈指の強打の捕手として知られ、首位打者、打点王のタイトルも獲得。チームでも4番を務めた時期があるなど、攻守に優れた力を発揮してきた。
そんな阿部新監督に関して江川氏は「いい選手だったからこそ難しいことが起きてくる」とし、サインを出して選手に要求するプレーは「自分が出来たことが多い。こうすればいい結果になると阿部さんは100%分かるが、選手が出来るかどうかは60~70%になる。その誤差が難しい」と続けた。