原巨人 仁義なきレギュラー争い 「二岡枠」が注目される理由とは
イキのいい若手が現れるか。巨人でも今週からいよいよ実戦がスタート。当初予定されていた紅白戦2試合が1試合に短縮されたことで、レギュラー獲りを狙う若手には「一発回答」が求められることになった。
11日に行われる紅白戦に関して原監督は「それが全てとは言わないけれど、どこかに点数は加えられる部分はある」とコメント。二次キャンプは1軍は沖縄・那覇で、2,3軍は現在の宮崎と分離する形になる。その意味では14日から始まる沖縄1軍キャンプへの切符をつかめるかは若手にとって死活問題となる。沖縄に入れば実戦が続き、いよいよ開幕に向け、ふるい落としが本格化する。原監督が「今年は若手を使う」とチーム指針として示す中、まず首脳陣にアピールできる場所にいなければ話にならないとあって、目の色を変えているのだ。
そんな中で、11日に行われる紅白戦で二岡二軍監督がどのような選手をラインアップに並べるかも注目の的となっている。今季から二軍を預かる二岡監督といえば、原監督が次期監督候補の一角にも名前を上げるなど、最近では指導力含め、評価が高まっている。
「昨夏に行われたリアルジャイアンツカップのドラフトでは外れ1位として捕手の岸田を指名。その岸田は今季は正捕手候補として期待を集めています。選手への指導力の確かさと共に、その選手の潜在能力を引き出し、伸び盛りの選手の見極めがうまいとも言われています。その意味では二岡二軍監督が掲げるオーダーが次世代のジャイアンツを担う人材となるかもしれない。その意味で大きく注目を集めています」(放送関係者)。