胸ワクが止まらない! 巨人の熾烈すぎる外野争いで一歩リードの新人と多士済々な面々の“現序列”を見る
育成の星、松原もオープン戦でアピールを続けている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人の外野手争いが熾烈を極めている。定位置を与えられているのは、メジャー通算178本塁打という実績を持つ新外国人のルーグネッド・オドーアのみ。その期待の助っ人が守る右翼以外を除く中堅、左翼を巡って、激しい競争が続いている。
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熾烈な争いの中で、一歩リードしているのがドラフト3位新人の佐々木俊輔だ。13日のソフトバンクとのオープン戦では6回守備からの途中出場ながら、三塁打と三塁内野安打で2打数2安打のマルチ安打。オープン戦両リーグトップの打率を・478まで上げた。
13日は左翼を守ったが、ここまでは中堅での起用が目立っている。その佐々木に負けじとバットでのアピールを続けているのが、プロ8年目を迎えた松原聖弥。13日は無安打だったが、それでもオープン戦打率.412というハイアベレージをキープしている。
2021年には135試合に出場し、118安打、12本塁打、打率.274とレギュラーの座をつかみかけた。背番号も31から9に昇格したのだが、翌2022年は50試合にとどまり、その背番号も2020年までつけた59に逆戻り。昨年は1軍21試合で無安打に終わっていた。今年結果を残せなければ来季以降も見通せない立場の29歳が、文字通り尻に火のついた状態で打ちまくっている。
その他にも2022年のドラフト2位・萩尾匡也は12日のソフトバンク戦で1号アーチ。楽天から現役ドラフトを経て移籍2年目のオコエ瑠偉は、2月に練習試合の韓国・サムスン戦で左翼防球ネット上空への125m特大弾を放てば、その後の日本ハムとの練習試合でも左中間へ特大アーチを描いた。