【巨人】貧打に重くのしかかる「中田問題」の深刻さとは
中田自身の離脱前までの成績は28試合で打率・301、7本塁打、15打点と堂々たるもの。目をかけている弟分の秋広優人も好調をキープしており、復帰時は師弟コンビの大暴れが期待されていた。
しかしフタを開けてみれば、中田合流後の25日の試合から計5試合で1勝4敗と厳しい戦いを強いられている。
悪いときは重なるもの。ベテランの長野久義は週末の阪神戦のプレーで登録抹消となった。勝負強さに定評のある長野を欠くことで右の代打は手薄になっているとあって、中田に頼らざるをえない部分もある。
中田に関しては本来であれば、しっかり状態を戻すために再度二軍再調整が望ましいが、本人のやる気もくんで昇格を決めたとあって、首脳陣ももどかしい日々が続いている。
交流戦の戦いがその後のシーズンを左右するともいわれる。昨年は勝負どきに失速した主砲・岡本和真を含め、坂本勇人、吉川尚輝、丸佳浩といった主力選手の活躍が今こそ求められている側面もある。
いずれにせよ、このまま沈むわけにはいかない。鬼門の交流戦を乗り切るために各方面で奮起が必要なようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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