【巨人】貧打に重くのしかかる「中田問題」の深刻さとは
まだ本調子ではない中田(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人は30日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1―2で敗れ、今季2度目の4連敗、借金2となった。
この日は1番にドラフト2位ルーキーの萩尾匡也を抜擢。将来のクリーンアップ候補に起爆剤となるべく1番を託したが、結果は2三振を含む3打数無安打に終わった。
打線はハーラートップの西野勇士の緩急つけたピッチングに手が出せず、8回から登板した元巨人の沢村拓一にも無失点と封じ込められた。
一時は上昇気流に乗っていた打線が、4連敗中はわずか5得点と貧打にあえいでいる。
原監督も「もうちょっと活発にいかないとね」と打線に奮起を促すも、貧打のチームに重くのしかかっているのは故障から復帰した中田翔の存在にもある。
右太もも裏肉離れから3週間のスピード復帰となった中田の状態は現在も走攻守において万全とはいえず、最近はベンチスタート、代打起用の日々となっている。
巨人OBの間からも「復帰が早すぎたのでは?」と指摘される中田を一軍メンバーに入れるために捕手3人から2人にしたりなど、チーム編成にもしわ寄せがいっている。
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