巨人驚愕の第2弾トレードはあるか 注目集める「選手の名前」
今季は海外FA権も取得、一時は主戦捕手に一番近い男として見られていたが、段々と立場を苦しくしたのは打撃不振にあった。20年は打率・056、21年は打率・093と2年連続、打率1割以下と極度の不振にあえいだ。強肩と好リードは評価されているとあって、首脳陣からも「とにかく打ってくれ!」とハッパをかけられるのが近年の恒例となっていた。
そして迎えた今季、正捕手の座を争う大城卓三は現在、打率3割超え、クリーンアップの一角を占めるなど、「打てる捕手」として存在感をぐんぐんと高めている。大城は小林とは裏腹にリードが問題視されるシーンもあるが、それを補うかのように打ちまくっているとあって、すっかり小林の出番がなくなってしまっているのだ。小林はここまで9試合に出場し、8打席で無安打、打率・000(16日現在)となっている。
打撃面では厳しいが、リードと強肩は評価されているとあって、小林ならば獲得を狙う球団もあると見られる。
ほかにもトレード候補として浮上するのは、なかなか一軍に定着できないながら、パンチ力あふれる打撃で知られる石川慎吾や育成の星、松原聖弥なども候補に入ってきそうだ。
いずれにせよ3年連続のV逸は許されない。チームを前に進めていくための積極姿勢が今後も続くのか。水面下の動きにも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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