巨人CS出場絶望的 球界OBから指摘された「足りない部分」とは
バッテリーに関しては先の広島戦でも末包昇大など、同じバッターに同じようにやられるシーンも目立った。
「1球ボールで入っていい場面でもストライクで入るとか」とより慎重になるべきだとした。
また26日の試合では2回のシーンに着目。難敵・東に対し、一死から大城卓三が四球を選び出塁。続く秋広優人の右翼線への安打で一死一、二塁の形を作る。さらに7番のルイス・ブリンソンが三遊間を割る安打を放ちながら、大城は三塁ストップ、本塁に帰ってこられなかった。
この場面に関して高木氏は「2本のヒットで無得点」「それを考えると走力がちょっと足りない」と指摘。この場面で走力を兼ね備えた選手がいれば、結果は違っていたかもしれないとする。
チームにはリーグトップの41本塁打をマークする岡本和真を筆頭に、16本塁打をマークする大城、秋広など長打力が売りの選手が多い中、足を使える選手がレギュラークラスに少ないことを懸念する。
「岡本、大城、秋広も走力という意味では足りないからそれを補える人がレギュラーになれば」として具体的には今年、遊撃を守るなど急成長したルーキー、門脇誠の名前を挙げ、機動力強化が浮上の一つのポイントになるとした。
他球団を見れば、18年ぶりの優勝を果たした阪神では、リーグトップの27盗塁をマークする近本光司、同じくリーグ2位の20盗塁をマークする中野拓夢という格好の〝お手本〟もいる。この2人のすごさは、出塁率の高さもさることながら、塁に出れば足もからめ先に進むこともでき、ときにはポイントゲッターの役割も果たすなど柔軟な姿勢も特徴とされる。
いきなり近本クラスの選手育成は難しいだろうが、巨人の主力にもしっかり足が使える選手が欲しいところではある。
26日の試合、2回一死満塁のチャンスでは内野ゴロでも1点を奪える場面だったが、吉川尚輝は空振り三振に倒れるなど、チーム打撃ができなかったことも響いた。
仮に2年連続Bクラスとなれば抜本的なチーム改革も必要となってくるだろう。何より勝利を願って声援を送り続けたファンに対して、来季こそ明るい話題を届けたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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