「2割3分ぐらいだったら…」逆転Vを目指す巨人で首脳陣から若手へ課せられた「活躍ノルマ」とは

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中山はポスト坂本としても期待を集める(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は7月25日から後半戦最初の伝統の一戦、阪神との3連戦(甲子園)に臨む。注目はここまで4戦連発と調子を上げてきているメガゴジラ、秋広優人のパフォーマンスにもある。

 高卒3年目で4戦連発を放ったのは松井秀喜氏でも成しえなかった快挙、5戦連発となれば日本ハム時代に大谷翔平が記録した21歳10か月を超える。新たな金字塔を打ち立てるか、注目となりそうだ。

【動画】7月23日のDeNA戦、7回に秋広が山崎から4試合連続弾となる10号ソロを放ったシーン





 また快進撃を続ける秋広以外にもチーム内では奮起を促されている若手もいる。

 巨人の元木大介作戦兼内野守備コーチは元巨人左腕エースの高橋尚成氏のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」に出演、後半戦に向かうチームのキーマンについて語った。

 25日に更新された動画内では後半戦で期待している選手に関して「やっぱり秋広(優人)がどこまで持つか」として、現在規定打席未満ながら3割をキープ、急成長を果たした若武者に関して「秋広にはがんばってほしい」と継続した活躍を期待した。

 一方で同コーチが鋭い目を向けたのはほかの若手選手にもあった。「若い選手、出てきたとはいえ、中山礼都、門脇(誠)。僕のなかではただいるだけです。厳しい言い方かもしれないですけど、(打率)2割3分ぐらいだったらほかの選手でも上がってきたら、2割3分ぐらいは打てると思う。そこからの壁を乗り越えていってほしい」とより高いレベルでの活躍を求めた。

 中山は今季ここまで47試合に出場、打率・216、0本塁打、3打点。昨年、坂本勇人が故障離脱の際に最も多く遊撃ポジションを守り、チームからもポスト坂本の最右翼と期待を集めているが、現在坂本が右太もも裏の肉離れで離脱中においても、存在感を発揮できていない。

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