「2割3分ぐらいだったら…」逆転Vを目指す巨人で首脳陣から若手へ課せられた「活躍ノルマ」とは

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 また堅守で知られるドラフト4位ルーキーの門脇は今季ここまで68試合に出場、打率・186、2本塁打、12打点。球際、肩の強さなど守備面では一級品として指揮官にも高く評価されているが、打撃面ではもう一つ上積みも欲しいところ。

 元木コーチは打撃面での成績が物足りないことを受け「秋広だけだと思う、出てきたのは」と言い切る。

 厳しい言葉で叱咤を促すのもチームが抱える世代交代の問題もある。投手では菅野智之、野手では坂本、丸佳浩などこれまでチームを引っ張ってきた中心選手の高齢化が進み、原辰徳監督も若手の積極起用に努めている。

 同コーチは「選手がうまく入れ替わってきたなとなってきた時が(チームが)強くなったとき」と語り、常勝軍団への道筋を見据える。

 また優勝のキーマンを問われると、前半戦でハーラートップタイの8勝をマークしている戸郷翔征の名を挙げ、後半戦も勢いを持続できるかとした。

 昨年キャリアハイの12勝をマークした若きエースは後半戦ばてることが多い点を懸念材料にあげながら、今季は「20勝いくか、いかないか」とあくまで高いレベルのパフォーマンスを求めた。

 3年ぶりVを目指すチームにとっても後半戦ここからの戦いが正念場ともいわれる。秋広以外のニューヒーローが現れるか、引き続き注目が集まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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