「今年のジャイアンツはピッチャーがいいだけに先行逃げ切りでいく」守備力重視の中、球界OBが着目する"陰のキーマン"「絶対、チャンスがある」
動画内では注目ルーキーの荒巻に関して「ミート力はある パワーを持っている」と打撃面ではたたえながらも、守備に関しては「ファームに落として、守備の基本を1回やったほうがいい」とコメント。確かな守備力がつけば、ゆくゆくはジャイアンツのサードを担う人材になるとした。
その上で今季のチームの戦い方に関しては「今年のジャイアンツはピッチャーがいいだけに、先行逃げ切りでいく」と言及。
特に救援陣においては絶対守護神のライデル・マルティネス、大勢、アルベルト・バルドナード、カイル・ケラーなど磐石の態勢とあって、早めに仕掛けていくと見る。
さらに勝負の分かれ目のポイントについても言及。「そうなってくるとやっぱり守備の破綻で、失点するというのはすごく痛手なんだよ」と起用する選手に求められるのは確かな守備力とした。すでに阿部監督も若手起用に関して、守備力をポイントにあげている。
続けて内野布陣に関して、高木氏は「それだけに泉口にチャンスがある」と昨年も内野のユーティリティとして存在感を示したプロ2年目の泉口をキーマンに指名した。
現在はプロ5年目、長打も出始めた中山礼都に注目が集まっているが、打撃面では中山が少しリードしているとしながら、守備を含めての総合力でいけば「このまま現状でいけば、泉口は絶対チャンスがある」と話した。泉口は11日に行われた紅白戦で”チーム1号”となる豪快なアーチをかけるなど、課題の打撃に関しても進歩を見せている。
動画内ではほかの注目選手についても語っている。
し烈さを増す開幕1軍切符、果たして手にするのはどの選手となるのか。開幕までの歩みも注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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