【巨人】優勝明けのスタメンは「全員20代」 CSに向けた”若手サバイバル”でアピールしたのは?
3安打1四球と結果を残した中山は、明らかに状態を上げている(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
9月28日に4年ぶりのリーグ優勝を決めた巨人。その翌日のヤクルト戦のスタメンは門脇誠(遊)、オコエ瑠偉(右)、モンテス(三)、岡本和真(一)、浅野翔吾(中)、萩尾匡也(左)、山瀬慎之助(捕)、吉川尚輝(二)、グリフィン(投)という並び。坂本勇人や丸佳浩、大城卓三など30代の主軸はスタメンから外れ、スタメン全員20代となった。
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本塁打、打点ともにリーグ2位でタイトル争いの真っただ中にいる岡本は例外として、阿部慎之助監督の起用法には、クライマックスシリーズに誰をベンチ入りさせるのかを見極めるためテスト的な意味合いも感じられた。
1軍当落上の選手にとっては、ペナント争いとはまた別の戦いを勝ち抜かなければいけない状況ではあり、29日の試合では中山礼都、堀田賢慎、西舘勇陽が猛アピールした。
まず中山は2回の吉川の打席で代打として出場。3打数3安打、1打点、1四球と好成績を収めた。
中山は徐々に状態を上げており、8月の月間打率は.333(6打数2安打)、9月は.450(20打数9安打)と調子が良い。また、セカンドだけではなくサードにもついており、代打要員だけではなく守備固めとしてもベンチに置いておきたい存在と言える。