ゴクミを母に持つジュリアーノ・アレジがスーパーフォーミュラのシート喪失 今季はスーパーGTに専念
父のジャン・アレジさんはF1に13年間参戦し、通算1勝。引退後は日本人の血も引く息子のレース活動を支えてきた。ジュリアーノもフェラーリの育成プログラム「フェラーリ・ドライバー・アカデミー」に選ばれるなど将来を嘱望されたが、F1直下シリーズのF2で芽が出ず、21年からは活動の拠点を日本に移していた。
同年のスーパーフォーミュラでは世界耐久選手権にもエントリーしてフル参戦できない中嶋一貴とトムスの36号車をシェア。一貴の父は日本で初めてF1にフル参戦した中嶋悟氏で、1990年のF1ではジャン・アレジ氏とティレルでチームメートだったことから話題を集めた。
ジュリアーノは来季以降のスーパーフォーミュラ復帰を目指すが、名門トムスで成績を残せなかったことから新たなシートを見つけるのは厳しいとの見方が強い。とにかくスーパーGTで結果を残して逆風に立ち向かうしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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