「なかなか厄介なボールになるよ」阪神完ぺき救援陣に加わる27歳新助っ人右腕は何が凄い? 球界OBの考察「右はけっこう苦しいと思う」
変則サイド右腕として力強い投球が持ち味のハートウィグ、どんな役割を担うか(C)Getty Images
セ・リーグ首位の阪神の強みは強固な救援陣にもある。
守護神の岩崎優を中心に右腕では石井大智、湯浅京己、ニック・ネルソン、左腕では及川雅貴、桐敷拓馬、岩貞祐太など他球団垂涎のブルペンのラインアップで防御率1点台と異次元のレベルを誇る。
【徹底考察】阪神が優勝へ向けて補強が実現『藤川監督らしい補強…』中日が7月絶好調!それでも外国人の補強する意図とは…ハートウィグ&チェイビスについて語る!
この鉄壁救援陣に新たに加わるのが前メッツ3Aのグラント・ハートウィグだ。
現在27歳、150キロ超のツーシームを主体とするサイドハンド右腕。130キロ台のスイーパーやチェンジアップなど多彩な変化球も操るとあって、勝負の夏場にどんな役割を担っていくのか。新助っ人に関して球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は21日までに自身のYouTubeチャンネルに「【徹底考察】阪神が優勝へ向けて補強が実現『藤川監督らしい補強…』中日が7月絶好調!それでも外国人の補強する意図とは…ハートウィグ&チェイビスについて語る!」と題した動画を更新。阪神、中日の新助っ人選手に関して独自の考察を加えている。
ハートウィグの実際の投球シーンもチェックしたという高木氏は印象として「よく曲がるし、良く抜けているよね」と表現。抜けるというのも、すっぽ抜けるという意味ではなく「緩急になる」として、多彩な変化球も強みになるとした。






